新・タンポポの唄−はじめに

 

私は2005年5月から約3年半、クリスチャン新聞福音版で「タンポポの唄」という連載を担当させていただいていました。全部で43回。主に音楽伝道活動の思い出を綴った1200字程度の短いコーナーだったのですが、慣れないことでいつも四苦八苦していました。それでも自分の活動を客観的に見つめ直したり、イエス様や聖書のことで普段考えていることを纏めたりするのにとてもいい経験になりました。
 2008年に連載が終了することになりました。書く事に楽しさを感じ始め、書きたいテーマもまだありましたので少し残念な気もしましたが、一生懸命やれることはやったという満足感も十分にありました。当初の予定よりも随分長い連載になりましたし12月で区切りもよかったので「ここで辞めるのは御心だな。」とすっきりとペンを置く事ができました。(手書きではなくパソコンでの執筆だったので電源を切るといったほうがいいのかもしれませんが。)

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

 連載が終わって3年が過ぎました。今でもコンサート先などで「福音版のタンポポの唄いつも楽しみにしていました。」「急に終わったので残念でした。」と声をかけてくださる方々にたくさんお会いしました。まだ覚えてくださっている方がいるのは嬉しいことです。また「タンポポの唄を引きこもりの友人に読んでもらいたくて福音版をずっとプレゼントしていました。」という方もおられました。そんな嬉しいお言葉に触れるうちに「また書いてみようかな。」という思いが少しずつ起こされてきました。連載当時は書く事に精いっぱいで読んでくださる方のことを考える余裕もなく担当の方に提出していたのですが、神様は私のそんな「タンポポの唄」をずっと用いてくださっていたんだなということを今しみじみと実感させられております。
 これからこのホームページにで「新・タンポポの唄」と題して書いていこうと思っております。内容は「タンポポの唄」の続きです。締め切りもありませんし、字数に制限もありませんから、当時よりも少し自由に書けるかなと思っております。この3年は日記も含めて文章を書くということをほとんどしていなかったので苦戦しそうですが、あまり力まないでのんびりと書いていこうと思っております。日常の何気ない事に目を留めて。そして見る目をもってその何気ないものの中にある神様の恵みを少しでも感じていければと思っております。共感していただける事が少しでもあれば幸いに思います。よろしくお願いいたします。


→つづき